抜け殻の身体だけ冷めた 態度痛い二人 後ろめたい影を並べて 売春さながらの乾いた心 次第に僕らは「他人」 へと変わってくだろう 知りすぎた二人だから、 知らないことが嫌だった 大声を上げて「嫌だ」と言えたら 傷跡の一つも残さずに終われたら 今宵バイバイと手を振る いつから僕らは背を 向けあったのだろう 売買の関係ならば 「会いたい」と寄り添う もっと ウェットに湿ったあの頃に付いた 最愛の傷だらけだから 「もういいよ」 飽きた頃?適当な愛情ばかり 一欠片の執着心、卑怯な手の終着駅 期待に添えない未来は閉ざされて 求めあった二人だから、 求めきった二人だった 不思議な事に「寂しさ」は無かった 「誰かの君になってしまう」 それだけが嫌だった 今宵バイバイと手を振る 「君だけ」 と愛してくれたはずなのに 売買の関係ならば… 曖昧な態度の 変化にも実は気がついていたんだ 最低な夢だと諦めるよ さよならバイバイ