青く澄み過ぎた空は どうにもならなさを物語って 萎縮してしまう僕らの 居場所はあまり見当たらない 随分と遠くまで 来ていたみたいだって 口にはするけど ほとんど進んでいないじゃないか どうやっても 今日は無為に過ぎていく 嘯いても 意味がないから 踏み潰して蹴り飛ばした 現実はどこへ 何も手が付けられなくて それでも考えるのは 取るに足らない日々のこと すぐにでも 絶望も後悔も飲み込んでしまう 深い深い夜が きっといつか来てしまうから 日が落ちる ただそれだけの一瞬の出来事 けどその空の色を 決して忘れたくはないよな そんなありふれたことすら 蔑ろにしていて いつも大切なピントは 合わないままで どのくらい 本や音楽を見聴きしたか 結局いくら繰り返しても 変わらないじゃないか 変われないじゃないか それでも 取るに足らない日々のこと