Track byennui ennuit
ふわふわ 旗 揺れる線路沿い 細い裏道で ぬるい缶ジュースを ずっと 握りしめてた 振り返れば君がいて 笑ってくれる気がした 時が経つのは こんなにも こわい 何気ない言葉 ふと見せる その表情がうれしくて 必要のないことしか 話せなかった 例えば君が 溶け出してしまったとしても 「息を 続けますように」と 秋桜が 揺れた 大人になった僕達には もう 歩けない道がある それでも風の冷たさだけで 思い出せるよ 例えば姿を変えてもいい 息をして 痛み失うこと こんなにも こわくても