もの憂げな午後の陽射しを 巻きつけた心がさむい 背を向けたあなたの肩に 指文字で好きって聞いた プラスティック・ラブ プラスティック・ラブ 愛はいつでも偽りのもの ふるえて落ちた煙草の灰が あなたの嘘を知らせているわ 読みさしの推理小説 眼差しは文字をさすらう うわべだけ優しい言葉 はねのける自身がなくて プラスティック・ラブ プラスティック・ラブ 愛もないのにふれあえますか 近くて遠い心の距離も 手のつめたさが教えているわ プラスティック・ラブ プラスティック・ラブ 愛は哀しく美しいもの ピンクの頬のこわれ人形 黄昏の窓見つめていたわ