夜の虫たち、君の巻き爪 潮騒に合わせ軋むチャリンコ 二度と戻らない、光の余韻 酒に溺れた半端者たち 夢は語り過ぎ、過去は独り立ち 寒くはないかと尋ね損ねたな 軽くシャツを直し、腰を上げる 皿を撫でるような風を浴びてる 遊び疲れて退屈になる 人は目を合わせない とっぽい単車で 走り抜ける 前に倣って ウエストサイドか ジェットヘルで行こう 劈くロータリー、夜を待ってる 橋の上から違う時を見て 誘う声、金色の背中と 太陽の帰り道、僕は何も言えずに 軽くシャツを直し、腰を上げる 皿を撫でるような風が吹いてる 皿を撫でるような風を浴びてる