僕らは泣いて泣いていた 明日を探して 眩しい空の下 僕らは 小さな手を繋いで 静かに揺れている向日葵 すべてが輝いて見えた 風にさらわれた麦わら帽子 どこまでも追いかけていた このまま僕らはこの風を越えて 遠くまで行ける気がした 僕らは歩き始めた 明日を探して 見上げた空に流れ星 願いをかけた 僕だけが知ってる無邪気な その笑顔好きだった 二度とは戻らない季節に 永遠を感じて 僕らは ひとりぼっち 耳を澄ましたら聞こえるだろう ほらひとつ夢叶う音 例えば君と僕だけの世界があるなら 流れる時間を今止めて このまま僕ら・・・ あの時と同じ帰り道君は もうどこにもいないけれど きっといつまでも忘れないだろう 君がくれた小さな痛み 僕らは泣いて泣いていた 明日を探して 大人になるのと引き換えに 見えなくなった あれから何度目の夏が僕だけ残して 眩しい風の中に消えた君は幻・・・ あの時僕らは