鈍色のこの街に 見下される感覚 なんとか前を向ける 気力だけが頼りだった 「遣る瀬無いからね」 言い聞かせる毎日が いつからか許せなくなっていた 責めないで、逃げないで 目を逸らさず言えたら あの頃より優しくなれたかな 今更思い出す いつかの僕をまた重ねて 出来る限りの夢を見続けている 未だ輝いている 夕焼けみたいに儚いから 忘れないでね 鼻をへし折られるほど 一喜一憂もできずに 胸ぐらを掴まられて 目を覚ます日々です 綺麗事かどうかは自分で決めるんだ 僕は夜を待ってる 君はどうだい 行かないで、泣かないで すぐに言えないから あの頃より寂しさに慣れたかな 天井を見て思う いつかの君を追いかけて 想う限りの言葉を探している 未だ彷徨っている 宝物みたいな日々の中 真夜中の焦燥 不意に襲う劣等 終には考えるのを止める そんな夜は ボリュームをあげよう 色褪せないこれまでの話をしよう いつかの僕をまた重ねて 出来る限り泣かないようにしている 僕ら変わってしまっても 未来への期待、何処までも行けそう いつか僕らは消えてしまうそう なんてことは分かっているから 無駄な日なんて1日もなかったよ 振り返らないと気づけないこと 忘れないでね、 ずっと歩いていこうね