風に吹かれて 歩いている 届かぬ思い そのままで うつろう景色 眺めながら ひとりたたずみ 君を思う ひとりたたずみ 君を思う 胸に空いた 大きな穴 それはきっと 同じ海を眺めたから 何も怖いものはないよ 瞳に映るすべて 嘘みたいに きらめいていた 風に吹かれて 歩いている 歩幅合わせて ゆっくりと 影はみるみる 延びていき 夏は静かに 過ぎていった 胸に空いた 穴はいつか 枯れた花の 思い出を束ねて塞ぐ 何も怖いものはないの? 日々も香りもすべて 薄れていく 胸に空いた 大きな穴 それはきっと 同じ夢を見たから 何も怖いものはないよ 瞳に映るすべて 嘘みたいに きらめいていた 風に吹かれて 歩いている 届かぬ思い そのままで うつろう景色 眺めながら ひとりたたずみ 君を思う ひとりたたずみ 君を思う