籠城戦の夜を超えて

歌詞

濃い目に入れた一杯のコーヒー 額面通りの苦汁を飲む 21時以降に飲むソレは 有害らしいが俺は知らん 液晶世界を一回りして トゥードゥーリストを確認したら 粘性帯びた溜息を吐き そしてまた今日も夜が始まる 怠惰 惰性の生態 怠惰で 汚れつちまった夜が蒸れる 主人みたいなピーシーを叩いて 想像の上の出口を探す 疲弊にたかる虫のような妥協を 一匹一匹踵で潰す 密閉されて詰まる六畳間の シーオーツーは増殖していく 今日もヒズんだ感情を削って また一発の弾丸を作る 燃える炎でドロドロに溶かして また一発の弾丸を作る 奴の額をこれで貫いて 何色かわからん血を吹いて 薄ら笑いが白目に変わる そんな日を思うとワクワクするぜ 何度も何度も言ってる通り 和睦も和平も存在しない 出血で書いた赤字の申告 徹底的に許さないために この夜を越えたら 少しだけ前に進めますように この夜を越えたら 少しだけ この状態がいつまで続くか いつまで続けていられるのか 心配事は尽きやしないだろう？ なぁ？貴様の話さ こっちのことなら心配するな 弾、食料もどうとでもなるぜ 千の夜くらい余裕余裕 たかだか二年とちょっとの話 あれこれ かれこれ イライラ クラクラ やら やり やる やれ やろ やれ やれ やれ 朝 夜 翌 朝 夜 翌 朝 夜 只々々々々々々々々々 今日もヒズんだ感情を削って また一発の弾丸を作る 燃える炎でドロドロに溶かして また一発の弾丸を作る それらを並べて眺めてみては この場所から一歩も動かずに 何処へだって行ける気がした 気がしただけで充分ってわけよ 一発逆転できる魔法も 空を舞い上がる夢や希望も ご都合主義者の縋る奇跡も 俺の世界には存在しないから この夜を越えたら 少しだけ前に進めますように そうやって何度も重ねた夜で 籠城戦は激化していく 今日もヒズんだコーヒーを飲んだら 汚れつちまった液晶世界と 粘性を帯びたシーオーツーで 千の夜くらい弾丸を作る 怠惰 惰性のピーシー叩いて トゥードゥーリストを踵で潰す 出血で書いた六畳間にて 奴の額は増殖していく この夜を越えたら 少しだけ