Anima

歌詞

まだ僕になりうる僕のこと まだ君になりうる君のこと どれだけ愛していけるだろう 母は言う あなたならば 父は言う お前なら そのどれを拾い集めても 違う僕が見つかるようだ 君は言う あなたならば 僕は言う そうならば ここに ある ことは ここに ない こと じゃあ僕らを一つとたらしめた この手もいつかは離れてしまうのは 必然だろうか　当然だろうか 僕らの心が受け入れるだろうか こんなことでしか泣けない僕が 嫌だと言う僕に君は そんなはずはないと泣く 一体どんな世界で暮らせば 君のように人はなるのだろう 例えばそんな世界に 暮らした僕がいても 君のようにはなれないだろうな 君の心はどんな形でどんな場所に どんな色をしてあるのだろう 見えそうでも見えない 束になった好奇心はまだ広がってく まだ僕になれない僕のこと まだ君になれない君のこと どれだけ待っていられるだろう 花は言う 俺にだって 虫達は言う 私にだって そのどれに耳を澄ませても 本当の声届かぬように 人は言う そうならば 僕は聞く 僕ならば？ ここに いる ことは ここを 去る こと じゃあ僕を僕たらしめるこの命が 消えてしまう時に君は 呆然だろうか、悠然だろうか 君の心が受け入れてしまえば こんなことでまた悩んでる僕が 嫌だと言う僕に君は 大丈夫じゃない？と笑う 一体どんな世界を見たら 君のような言葉、吐き出せるだろう 思えばそんな世界に存在してる僕は どのような人になってるのかな 君の心はどんな形でどんな場所に どんな色をしているのだろう 見えそう　まだ見えない 束になった好奇心はまた広がってく 僕の心はどこを見ていてどこを揺し どんな色をつけて行くのだろう どれだけ探しても見つからない イメージはまた散らばってく 運命よまだ止めないでよ その鼓動を 文明よまだ見つけないでよ 思いの在り処を 君の心はどんな形でどんな場所に どんな色をしているのだろう 見えそうな心を 透かして見たいなって 今日も笑ってる まだ僕を愛せない僕がいて まだ君を愛せない君もいるから どれだけ時間が過ぎようと 何度だって言うさ「愛してる」 そのどれもどこから見ても 二つが一つに見えるようで 僕らは言う そうならば 僕らは言う僕らなら ここにあることが無くなるまで 僕らは僕らを抱きしめるのさ この手をいつの日か離す時が来ても 必然だろうと突然だろうと 僕らの心ならここにほらあるから そんなことで泣く君が 愛おしいと今日も思う僕は