自分の匂いに気づけない 誰かの匂いには敏感で 誰かを通して自分の 匂いが分かるのに それでも気にする瞬間なんて 少しなのに 人は皆正しい自分を知りたくて 理解されたくて そんな根拠のない自信が 深く根を張って 誰かの心に巣食っているものの 正体なのかな 自分らしく生きる理由なんて すぐそばにあるものさ あなたはただ生きてるんじゃなくて なにかとともに生きてるのだから ならあなたは何を求めて 何に触れるのだろうか 世界は、あなたと共に生きている そこの彼とそこの彼女 どちらが優れているのかなんて 比べたがる人おれども 大半の人は比べたがるもの だって僕らは皆 気づかぬうちに忘れぬように ほんとは皆正しい人でありたくて 嫌われたくなくて 私らしく生きる理由なんて どこにだってあるものか 私はまだ知るべきじゃなくて 誰かとともに探しているから なら私は、何に喜び 何に苦しむだろうか 正解はあなたの中に生きている いつの間にか知っていることも 増えてきて みんな「初めて」を失っていく 行かなくちゃ 思い出美しくなる前に 私らしく生きる理由なんて すぐそばにあるものさ 私はただ生きてるんじゃなくて あなたとともに生きてるのだから ほらあなたが 私の手を取り 私の手を握るから 私はあなたと共に生きていく