白い息が 空にのぼってく どこに消えてしまうのか 静かな海 波の音がとても 穏やかに揺れている 目を閉じて この世界の 声をただ 聞いている 風も 空も 海も ぜんぶ 君のそばで ゆれている いなくなった あの人も きっと君の そばにいる 心 伝えてみようか 頬をつたう 冷たい香りが 少し切なくさせる はしゃぐ声は いつかの季節の 僕と君に重なる 目を開けて この世界の 呼吸を 感じているよ 風も 空も 海も ぜんぶ 君のそばで ゆれている もっと 強く 生きることで 少し前に 進んでく 心繋いでゆける めぐりめぐっていく 命 景色 枯らさずに 記憶 かけら たどっては流す 涙 温もり 忘れない ずっと 約束してよ 遥か 空を時を越えて きっと また会える 花は 枯れて 生まれ 芽吹いてゆく 今日も 明日も いつか 風も 空も 海も 全部 僕のそばで ゆれている もっと 強く 強く 生きることで 少し前に 進んでく 心 繋いでゆける やっと 歩いていける