夕焼けに背を向けて 家に帰ってく子供たち 潮風が 想い出逆撫でる 母さんの歌声で 眠りにつけた星の夜 優しさを 素直に求めてた 足早に過ぎてくメッセージ 歩幅を合わせて その波間に何かを失ってた つないだ手のぬくもり 数えきれないほど 僕は大人になった 硝子の自分が 手を振る 海辺に車止めて 行き交う少年の姿に あの頃の想い重ねながら 瞳閉じれば そこは 花や土の香り溢れ はしゃいでた 君を追いかけてた わたあめの雲や 流星への願い そんなセリフ聞いて 笑ってる僕がとても哀しい 色あせたほほえみに 瞳そらしてた 残酷な無邪気さで 忘れてしまえば つないだ手のぬくもり 数えきれないほど 僕は大人になった 硝子の自分が 手を振る Ah- 後姿が Ah- 溶け込む景色 Ah- 手を伸ばしても Ah- 紅く染まるだけ つないだ手のぬくもり 数えきれないほど 僕は大人になった 硝子の自分が… 交わしたくちづけの数 忘れてしまうほど 誰かを愛せたなら あの頃の自分に戻れる