ふと匂う香りに涙が流れた 水面に写ったものは 未来を捨てた残像 僕は何者でいたい?と 在り処を探すけれど この呼吸も鼓動も全て 証になっていく 君がいた町並みに 懐かしい香り漂う 景色も音も知っていた 誰かが示す僕がいた そこから見える青さは とてつもなく大きく綺麗で 僕の存在はキリとられた 確かな存在 「いい思い出だったね」より 「失くしたほうがいい」って それでも紛れもないのは 僕の一部だと 君がいた町並みの 新しい風探してゆくよ 忘れたわけじゃないけれど 僕は僕を映してゆく 見えない場所へしまって 大事な宝物のように 中身は確かにあるから 僕は広い海を 確かに見てた