強い視線に惹かれ 進もうとする足を止め 臆病なあたしは何度も振り返った 薄紅に火照り渇いたカラダは あなたの熱を分け与えられ 息をしていた 曖昧な繫がりが 無意味に心を守り 縛りつけていたんだ またねと手を振り 等間隔(あいま)の光と 少し離れた2つの 影を眺めていたんだ 境界線は広すぎた 明るすぎる藍色の世界が 覆い包んでくれたらいいのに またねと呟く 切なさ混じりの声を押し殺して 忘れたくない出来事(おもいで) 同じ色の空を見て また思い出すのもわかってる あぁバカだなぁそれでも さよならは嫌いだから 『ありがとう』でごめんね ただ幸せでいてほしいから