夢は忘れてしまうものだという ずっと覚えておきたくても 冷えきった夢は寒い記憶を残して 消えてしまう 息をするたび繋がれた糸の束が 一本ずつ解れていくようで 窮屈に思うこともあるけれど 消したくない 君は言う、己の覚悟を誇らしげに 掲げ でも僕は君と違う それは知っているよね? 君は君、僕は僕二人の心は輝いて だから僕は歌うよこの声に託して 努力が全部報われるだなんて そんな綺麗事 思っちゃいないんだよ ただまっすぐ前を向いて 歩いているだけさ それが未来にかわるから 過去に囚われること 頼ったりすること そんなにいけないことなんだろうか 胸を張れる過去も 人に言えない過去も全部 自分なのに 見ているものが今までと 違っていても 進みかたは同じで 変わらない僕だから 今強くなるためきっと 過去があるんだ あの頃の君は今の僕より強かった 涙 痛み 悔しさ 降り積もっていたけれど 埋もれず光を見て ひたすらもがいていたんだ 今の僕に伝えたい この声で負けるなと 今まで通り全てなんとかなるなんて そんな上手に 生きてはいけないよ ただ笑ったもん勝ちなんだ 昔の君は それを教えてくれたんだ 始めたものに終わり告げるのは きっと 自分なんだと 1歩1歩全てを賭けて挑んだ 夢にはきっと 笑顔が待っている 努力が全部報われるだなんて そんな綺麗事 思っちゃいないんだよ ただまっすぐ前を向いて 歩いていたいだけさ それが未来にかわるから