小学生の頃の話 頬に 風が突き刺す ような痛み そうあの枯葉の山積みに 飛び込み 遊んでた 時期 木々には蓑虫 学校 で捕まえて 下校する前に遊ぶ約束を交わして 家に着いて Adidasのジャンバー羽織って チャリカゴに干し柿を入れて 二百円を無駄にギュッと握り締めて 行く 家に帰るとストーブの香り 毎年それが冬の楽しみ あの公園や駄菓子屋と 友達の家 街角に俺の 記憶の断片が散らばってる そう小ニの時の話 思い出すたまに ワタルが授業中に瞼に目を描いて 寝ていた 当たり前だが周りにバレていた 北野武みたく周りを笑わしていた 確か小六なる前に転校 あれから結構経つが 元気してっか 小六の時の話 ほろ苦く甘い 堤真一似が担任 確か十月ちょうど今の時期 荒れて行ったよ日々 授業抜け出し教師から逃げながら 歌ってた剛の純恋歌 あの時を忘れない 記憶を辿るとコマ撮りみたく 1秒に5枚脳裏に浮かんでくるよ つまんねぇ糞な記憶がこの 一時 だけ 忘れさせてくれる 昨日そうし てたように 蘇るよ楽しかった思いが あの教室でファブリーズの残り香 戻りたい でもここに居たい 止まらない 止まらないよ そう二百円だけで 楽しめていたあの日 まっさんとイノで放課後 マックで溜まってたあの日 好きな子に帰り際席隣なった 来てねと 言われ嫌そうにしたあの日 祭 浴衣姿 心奪われたあの日 祭に行く事減り横目で 通り過ぎてったあの日 する事無いけど会ってたあの日 その時見て来た斜陽 忘れないよ