縄のちぎれた のれんを潜り 彼奴(あいつ)と交わす 盃は 筋の通らぬ 世間の闇に 迷い 傷つき 心も枯れた 俺を泣かせる 味がする 一期一会の 出逢い酒 ♪>>> 年の頃なら 五十と一、二 彼奴が何故か 気にかかる 日陰暮らしに 染まっちゃいても 腹の底まで 汚れはしない 俺と気性が 似ているのか 揺れる灯りの 影二つ ♪>>> 明方(あさ)が白々 酔いしれ乍ら 彼奴がぽつり 呟(つぶや)いた 後(うしろ)見ないで 往くしかないさ 生れ横濱 名前は清二 俺の来た道 悔いは無い 明日もさすらう けもの道
