壊された景色の隅 残された玩具の街《カルウセル》 どこにあるのか 誰も知らない いつからあるか 誰も知らない 遊ぶのは透明な 子供たちだけ 君が生まれてきたのは 幸せになるためだよ《カルウセル》 鋼の色の 空の下でも それだけを信じていた 焼け焦げたこの世界 ただ一つ残された祈り 巡れ 心よ《くるくると》 巡れ 涙よ《時の歯車を》 消えることなく《巡れカルウセル》 いつかどこかで 違う僕らで 会えるだろうか 木馬は回る 誰も乗せないまま《誰も 乗せないまま》 壊された景色の隅 残された玩具の街《カルウセル》 誰も知らない 誰も知らない 救いの出口の場所を 光 狼に攫われて 闇夜が来る 僕の中に棲まう 憎しみのケダモノ 《憎しみ/憎み》 さよならのその後に ただ一つ残された祈り 巡る 痛みは《くるくると》 巡る 怒りは《連なる鎖は》 消えることなく《 消えるはずもなく》 それでも赦し 赦される時 来るのだろうか 巡れ 心よ《くるくると》 巡れ 涙よ《時の歯車を》 消えることなく《巡れカルウセル》 いつかどこかで 違う僕らで 会えるだろうか 木馬は回る 誰も乗せないまま