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歌葬歌

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  • 2023.04.30
  • 5:06
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歌詞

初めは些細な違和感だったの 貴方への思慕 包む靄のような何か 疑うかのように繰り返す度に いつしかその行為を苦しいと感じた 若く青い春も夜の静けさも 全てを貴方に捧げてきたわ 貴方を感じてまた虜になって 生まれた意味さえ 知れたたはずなのに 掠れ締まる喉から吐き出した 紛い物は 厭わしい雑音のようで耳を塞いだ 誰より愛した貴方の恐ろしい姿に 目を背けたその日の夜に 貴方は死んだ 棺に咲き溢る白百合を手向け 哀悼を慟哭のような詩にしたなら 貴方は許してくれるのでしょうか 酷く鈍くて愚かな私のことを 詠み人知らずの口穢い謗りや 痛も徒疎かな品定めは 貴方の薄氷のような心を傷つけ 血を流させるには十分鋭利だった いいえ、 本当は夜明け前には気付いていたの 愛憎はいつだって表裏一体だから 一寸の過ちで歯車が狂いだすと 独り善がりなこの愛慕が 貴方を殺めた 嗚呼、私が貴方を殺めた

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