未来がいやに退廃になって 雑多な馬鹿ばかりが在った なれちまった 枯れちまった ひどい惑星さ いずれやつら追ってきて 邪魔になるのわかってたから かまわないさ 声を枯らした 生き物が気に入った 辻斬り 我を失うだろう 今宵は誰も切らずに散って 光が茜ひく 暗い宿 身を焦がすような 風の中で 最適解から大地の 気を引け 光すら遅いんだ 気持ちなんかすぐに伝わらないよな 神様だって 間違って もともとの野良犬になった ひどい話さ それはちょうど 今日みたいな夜でさ 辻斬り 我を失うだろう ゆらめく季節が今夜泣いてる 光が茜散る 暗い宿 身を焦がして 風に吹かれていた 世界というものと 目が合った気がする日は 君に 君に生きていて欲しい ああ なんだか酔っ払った 辻斬り 我を失うだろう かろんじた命が今夜泣いてる さつき雨たばしる 暗い宿 荒れ狂いやがった 風の中で