何もない 暗闇の中をただよう 小さな石 その片隅に 君がつけた ほんの小さな キスマーク そのやわらかな 笑い声で 僕はゆっくりと空を 飽きずに ただよった アダムとイブは 気づいていた ただ生きて死ぬだけでは 何かが足りないよな 一番寂しい暗闇で きっと愛はつくられてゆく それは とても とても 弱い力 僕はなんにも 怒ってなんかないよ ただ時間が 必要なだけ 君のことをずっと 愛してる もっといつでも 言えばよかった 今 なぐさめは 遠い彼方 消える地平線のソナタ 彗星のように散って アダムとイブは 気づいていた ただ生きて死ぬだけでは 何かが足りないよな 一番遠い 暗闇の中でだって 愛は吹き荒れている それは とても とても 強い力 もしもどんな場所にも戻れたら 君がいた時間へ帰る 時を遡って アダムとイブは 気づいていた 二人愛し合えば涙が 胸が痛くなること 一番眩しい 光の日々を 消えた愛を思い出してる 君の とても とても 強い力