きっとはじめから 間違おうとして 旅をはじめやしない そんな暇はないよな もう これ以上 流せないほどの 涙で枯れた目で 街の灯りを見た 狼を踊らせる罠を 風を震わすたくらみを 世界中のさよならを集めても 足りない いままで間違った 彷徨った道は 陽の当たる大通りを歩き出す きみ またどこかで 君を待っている 自分がどこにも いないようにさえ 思うときがあるよ どんな強い人でも だからこの道で これで合ってたよ 夜の灯りを見た 見つけたものがあった キツツキを羽ばたかす種を 歌を 煌めきを 自由を 世界中のさよならを集めても 足りない いままで間違った 彷徨った道は 陽の当たる大通りを歩き出す きみ またどこかで 会おう 世界中のさよならを集めても 足りない 君が味わった 彷徨った傷は 世界中の花束を集めてもまだ ああ それ以上の 世界中の愛してるを集めても 足りない いままで間違った 彷徨った道で 陽の当たる大通りを歩き出す きみ またどこかで 君を待っている