子供たちの遊ぶ声が 窓をくすぐる日曜日 白と青のコントラスト まぶしく目細めた 台所でくしゃみひとつ 君の気配がいとしくて 他愛もなく交わす言葉 日差しに揺れている 夏が終わりいくつもの 季節を重ねて ふたり過ごす退屈さが いまは嬉しい あたりまえにそばにいる 暮れてゆく優しい空 恋の魔法解けたそのあと 手に入れた おおきなあくびの幸せ 代々木の森 土のにおい 緑が光る雨上り アスファルトに流れる唄 眩しく聞いていた 夏の終わり繰り返す 嵐にはしゃいで 両手広げ空を仰ぐ 君が好きだよ 今までわからなかった 簡単な大事なこと 恋の魔法解けたそのあと 気がついた おおきなあくびの幸せ ぎゅってしたい時そばに いるっていいよねと 何気なくさらりと言う 君が好きだよ あたりまえにそばにいる 流れてゆく優しいとき 恋の魔法解けたそのあと 手に入れた ちいさなふたりの幸せ 今までわからなかった 簡単な大事なこと 恋の魔法解けたそのあと 気がついた おおきなあくびの幸せ