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水死体にもどらないで

Track byいよわ

6,760
38
  • 2019.11.17
  • 3:47
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歌詞

きみは現れた それは突然だった 悲しいくらい よく知ってる顔だったから こっちを見るなよ こんなのは呪いだ きみはただあるはずのない尾びれを 揺らした きみと泳ぎに行った あの日を覚えてる 太陽が西に沈(浮)んだような 心地がしてさ すぐに掴んだ手にその先は無くて 青い闇に沈んでく きみの姿さえ見逃した 全部ぼくの責任だから 呪われても文句は言えないが こんな仕打ちあんまりじゃない? セイレーンがこちらを見つめてくる いつか きみがただの水死体に 戻ってしまえば 二人で撮った写真も 紙になって濡れてくけど きみがぼくの脳みその味に 興味をもつ迄 ここで暮らしていよう まだ今は きみが動かなくなった あの日を覚えてる 太陽が二度と登らないような 心地がしてさ だけど物も言わず佇む人魚は 何度目をこすっても 間違いなくあなたでした 全部せめて忘れられたら 体に染み付いた潮の香りも 流し切ってしまえるのにな セイレーンは離してくれないみたい つまさきをつかんで ゆかにたたきつけて なすがままにしてよ 罪ごと 噛み切って さあ いつか 鏡の中水死体が写ってしまえば 二人の恋は泡になって 深海で漂うけど きみがこの部屋を赤く染める時まで ここで暮らしていよう まだ今は きみがただの水死体に 戻ってしまえば きみがただの水死体に 戻ってしまえば なんて強がりだな 本当はずっと一緒にいたいんだよ そうだよ 恋したんだ おいていかないで 二人で撮った写真は 紙になって濡れてくけど きみとぼくの 水死体がうかんでくるまで ここで暮らしていよう きみは現れた きみは初めから 現れてなんかいなかった それは突然だった ずっと前からそうだった 悲しいくらいよく知ってる 悲しいくらいよく知ってる 顔だったから 顔の遺影がまだ笑っている こっちを見るなよ このまま幻に呑まれさせてくれよ こんなのは呪いだ これだけが救いだ きみはただ泡になって消えた 呟いて海にとびこんだ

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