遅刻を懸念する少女と 曲がり角すれ違って 転校生のアイドルは ずっと遠くの席になって 超能力もヒーローも完全犯罪も おとぎ話の世界だって 頭でわかってた 無限の日常パート 伏線なんかは無いよ 「…」が決め台詞の僕 しかし青天の霹靂 俄かに信じがたいが 事実は小説よりも いきなりだったのさ 退屈ばっかの日々に 君が現れて 喧騒の街 大人の声 鼓膜に届いても聞こえないのさ 四コマ漫画の最後 みたいな毎日 駆け出す足 高鳴る胸 夢中になれるモノに 出会ってしまったんだ 遅刻を懸念する少女と 曲がり角すれ違って 転校生のアイドルは ずっと遠くの席になって 悪趣味な世界は何一つ 変わってないのにさ まるで別物みたいなんだ 君のせいかな? 始まった修行パート 世界の広さを知って 書くべし 書くべし 朝になるまで 不確かなほど楽しくて 不器用なほど愛しくて 夢をみることで 僕らは初めて涙の意味を知るんだ 一秒たりとも 僕のものにならない季節が 言葉になる寸前の感情を連れて行く 生き急ぐのは嫌いだけど 進路希望は未定だけど 大好きなものに大好きって 言わなくちゃ! 退屈ばっかの日々に 君が現れて 喧騒の街 大人の声 鼓膜に届いても聞こえないのさ 見開きページにいつか 躍り出る日まで 駆け出す足 高鳴る胸 夢中になれるモノに 出会ってしまったんだ 乞うご期待!