いつから いつからだったろう 明日を投げ捨てて攫う 誰にも干渉されない ただ一つの優越感 孤独が孤独引き寄せる 不安が不安呼び寄せる 無理矢理 無理矢理擦り減る 心に蓋をして 今宵も 負債を溜め込んだ 暗闇のいたずら 摘まれて消える 相対的な憂いで あの日見た幻影に囚われて 限りのない喚きを散らす 雑音の中で影響は及ばない まだ未だ 拭えないこの調べを 溶かして 結末へ捧ぐ 月明かり照らされ 揺蕩う夜 零した雫は 飲み込まれ茨が首を絞める あの日得た偶然に導かれ 限りのない答えを探す 響めきの中で感情は届かない 病んで悔やんで 救えないこの調べを 溶かして 終焉へ託す 掌に集めて 星空に落とした この卑しい姿変えたくて このまま 愚かなままじゃ この世界に何も残せない 眠れない日々が続くとしたら 満たせない今を連れ出すだけ あの日見た幻影に囚われて 限りのない喚きを散らす 雑音の中で影響は及ばない まだ未だ 拭えないこの調べを 溶かして 結末へ捧ぐ