真っ暗闇の中で 白く光るのは何だ 目をこらす 君の顔だった 真っ白な君はおばけ ビックリさせないでよ! 来る時は連絡して友達でしょ おやつの準備くらいさせてよ いつも急なんだからさ 透明な君の色は 会う度に違って見える 涙の色 宇宙の色 昔憧れた あのアニメの子の髪色 「あのねあのね忘れないで 見えること はなせること ひみつにしててね」 水みたいな声で念を押す しつこいな信じてよね! みんなは怖がるけど 私ね 初めから不思議と こわくなんかなかったよ だってねあったかい 冷たい手は優しい心の証拠だって 常套句? だけど迷信じゃない そんな気がしているんだ だ だ だ ドアが閉まったのに君の姿が 見えない ドッキリでしょ? 部屋に響く私の声 あれれ どこにいるの? 透明な君の色は 私にしかわからない なのになんで そこに居るはずなのに わたし 君を見つけられない あのねあのね聴こえてる? 君に打ち明けたあれ ひみつにしててね 誰にも言えないこと話せた さみしいよ 出てきてよね! みんなは怖がるけど 私の1番のともだち こわくなんかなかったよ だってねきみだから 会えなくなっても そばにいるよなんて言葉 常套句? だけど気休めじゃない そんな気がしているんだ だ だ だ 透明な君はいま わたしのいちばんの友達 みえなくたってよかったよ だってねそばにいる 冷たい風 手のひらに吹いた 君の気配 思い違い?だけど ちゃんとほんとにそこにいる そんな気がしているんだ だ だ だ