四畳半に寝っ転がって プラネタリウムの遊びをした 僕しか覚えてない記憶 君の下の名前が好き 四半世紀近く生きる 老いた猫は目を閉じる 失恋の歌はやさしい 寂しさではないなにか 恋はわかるけれど愛は知らない そんな時に君と出会う ただ愛おしかった時間が後から やさしく焦げていくのは残酷 気持ちの悪いものよね ひとり募る想いなど 疎ましい涙拭って 君という名前が好き 狡いわけじゃない でも易しくない 所詮 僕に見せる顔は ネイル 塗れない 代わりになぞらせてよ 永遠は有り得ない 気持ちの悪いものよ ねぇ、 ひとり つのる おもい 涙 気づいた時にはもう遅い 遅いの 運命 辿る 抗う 全ては 僕じゃないことが悪い ユートピアなんてもう無い 無いのだから