貴方の瞳に映る世界が 汚れないように 降り続いた雨が止む頃 日々の真ん中に空いた穴をさ 雨に溶けて汚れた私ごと 貴方に埋めて欲しい 二人が座っていた場所だけ 時間がずっと止まっている 沈み込んで 貴方の知らない私の奥まで 底の知れた有象無象の愛は 似合わないから その両目を殺めた幻を掃き捨てる 前に 滲み出す血を拭うための雨も私が 降らせてあげるから 瞬きの隙間を埋めるように 景色は貴方で満ちていて 色づいた季節が顔を出す頃 私の知らない誰かを照らし包み 込むその瞳が 映す世界の隅の違和感にどうか 気づいて 塞ぐ瞼の裏に私が映るように 抜けるような空から注ぐ雨に貴方が 濡れないように傘は私が 差してあげるから 例えば今この言葉が雨音と流れ 去っても どんな罰も 追えはしない世界の底まで私と 堕ちて欲しい もし隣に立つ 貴方のありきたりなその未来の 全てを奪い去れたら こんな私は許されるでしょうか 沈み込んで 貴方の知らない私の奥まで 底の知れた有象無象の愛は 似合わないから その両目を殺めた幻を掃き捨てる 前に 滲み出す血を拭うための雨も私が 降らせてあげるから
