エンドロールの後に続いていく 日常は 主役のいない映画 からっぽの日々を愛せなくて ディスプレイの向こう 側からあなたの目が私を見てる 眩むような一等星 その輝きに囚われてる 今でも後悔ばかりの毎日だって あなたの歌に呪われたって 過ぎた時は巻き戻せやしないんだよ 一生鳴りやまない喝采の中 溺れて息を止めるの いいんだこれがきっと 正しい結末だから お仕着せの理想ですれ違っていく 温度さえ 「おかしいのはお前だ。」 後ろ指をさす嗤い声 真実など 一つもないこの世界であなただけが 私にとっての真実 わかったつもりでまた堕ちてく お願い置いて行かないでと 縋りたくて いっそ無慈悲に切り捨ててほしくて 二律背反も嘘なんかじゃないんだよ 一生満たされない孤独だけを 残してどこへ消えるの こんなに惨めなら 出会わなければよかった あなたの背中を見送ること 心に決めたはずなのに あの日の記憶が あなたの笑顔が この胸に張り付いて剥がれない ごめんねあなたを許せない私で 自分を愛せない私で 初めから全部間違っていたんだよ 正しさだとかどうでもいいんだ あなたのそばに居たかった この手で壊すまで気付けなかった 崩れた愛のテロメア