Track by水平線
もやは晴れて 吹く乾風 くだらない事 考えてた ひび割れた指先なぞる 退屈な にびいろのまち 滲んだ空を眺めていたんだ それだけさ 錆びたstove 日々の化石 灯した部屋 忘れぬように 冷えた首から外すマフラー 椅子を引いて ぼんやりして くもりガラスを見つめていたんだ その向こう側 静かのまちを 駆けてゆく君だけが 響いては遠ざかる