5時のチャイムの 音が鳴れば駆け出した 流れる雲に 名前つけて追いかけた 日々はハイウェイの上 進む ゼンマイを巻いて 日に焼けた肌と懐かしいフィルム ふざけた顔の僕ら あり余る時間と体に任せて もう一度だけあの頃の中へ 遠くなる夕焼け 見送って 魅力的な毛の並の ノラネコとじゃれ合って 日々は宇宙の色した 空を駆けてくように 退屈と汗で錆びた日常が 頭の中転がって きらきらと光る水面のように 記憶をそっと思い出させて 薄暗い街の 空気を吸い込んで 五線譜の上 遥か遠くへ 暮れの知らせ 告げて 日に焼けた肌と懐かしいフィルム ふざけた顔の僕ら あり余る時間と体に任せて もう一度だけあの頃の中へ あなたの中で 僕らの中で