眩しさに目を細めた 最後の曲が終わる頃には、 夜も明けて 絶望の中、 過ぎ去りしあなたを待つだけ きっと涙は音もなく 流れ続けるでしょう あなたの言葉のナイフを 胸から引き抜くまで 窓に降る雪を見ていた さめきった両手を胸にあて、 祈ってた 降りやむように、 返らぬ足跡が消えてゆく あなたの言葉のナイフを 胸から引き抜くまで 会えない夜が淋しいと おもうことも罪でしょう 僕が枝に咲いたあの鳥になれたら、 風を受けながら空を仰ぎ 絡んだ糸たどるよう、 辿り着く果てがあると信じて 飛び続けていられるだろうか 返らぬ足跡が消えてゆく、今は 会えない夜が淋しいと おもうことも罪でしょう 「忙しさが誇りね」って あなたは笑っていたね きっと涙はいつまでも 流れ続けるでしょう あなたの言葉のナイフを 胸から引き抜くまで 胸から引き抜くまで