やるせない 思いを胸に 友だちは 去りました 今日という 日の来ることは 避けられぬ ことだったのでしょう 友だちは 遙かな旅路に 今いちど 立たないかと 手をとって 震える声で 言ったけど 諦めたのでしょう 果てしなく 広がる夢と 自由とが 欲しかった 果てのない 長い道でも 何かしら 信じてたのでしょう 今日の日は 私にとっては 届かない 彼でした 振り返る ことすら忘れて 友だちが 恐かったのでしょう 汽車に乗る 後姿が 友だちを 語ってた 幾たびか こみあげてくる 悲しみを こらえてたのでしょう 傷つける ことはしたくない 優しさがわかりすぎて バカヤロウって 言って欲しかった それだけを 言い忘れたのでしょう