目の前にある白い世界は 今の私を映しているようで 変わりゆく冬の景色に 言葉を失いはじめていた いつまでも降り続く粉雪に 私は包み込まれていく 流した涙も白く染まって やがて来る日のように思えてしまう このまま時が過ぎてしまえばいつか 私は 雪解けを見ることも出来ずに… もう私のことなんて誰も見ていない から この季節が終わる頃には、きっと 消えてしまって、 忘れられてしまいながら 少しずつ、春に変わっていく もう私のことなんて誰も見ていない から この季節が終わる頃には、きっと 消えてしまって、 忘れられてしまいながら 少しずつ、春に変わっていく