変わりゆく世界の片隅には 名もなき花が咲く 優しい光の中で 瞳を閉じれば ほら 廻る宙(そら)に導かれて 幼い時間(とき)は霞んでいった 巡る星はひとつとして 輝き変えないのに 天空は残酷なほど円く ヒトの歪(いびつ)さを際立たせる 半分の月影は今でも 足りない半分を求めるから 変わりゆく世界の片隅には 名もなき花が咲く 涙色の花びら揺らして儚く… うまれゆく生命(いのち)の環(わ)を 繋ぐように輝く 優しい光の中で 瞳を閉じれば ほら 絶え間なく時は流れて ささくれた肌穏やかにする 降りしきる哀しみの果て いつか答えは見えるの? 独りきりだと感じてしまうなら 遠くの花さえ想えばいい ヒトは皆月影を見上げて 暗闇の裏側と背中合わせ 変わりゆく世界の片隅には 名もなき花が咲く 涙色の花びら揺らして儚く… 気まぐれな風を受けて 泳ぐよに輝く 優しい光の中で 瞳を閉じれば ほら half moon flower... 儚く half moon flower... 限りなく移ろいゆく世界で 名もなき花を見る ありふれた色した花びらが揺れてる… うまれゆく生命(いのち)の環(わ)に 溶けるよに色づき 優しい光を浴び 白い景色夢見てる 変わりゆく世界の片隅には 名もなき花が咲く 涙色の花びら揺らして儚く… 気まぐれな風を受けて 泳ぐよに輝く 優しい光の中で 瞳を閉じれば ほら half moon flower... 儚く half moon flower...