鬱ぎみにダレた夜明けにぼくは 俯きながら 汚れた足先で水を揺らして また明日があるならと 切り刻んでいた ノートのページが捲れては 教わることひとつもない 錆びることのないこの身体 魔法がどろどろ溶けていく いつこの光が消えてしまうか わからない から 今を 今 ここから 飛び込んで 何処までも僕のままで 手を伸ばしたんだ いつかあの空の向こう側は 僕たちを包んでくれるかな うつる顔は歪んで流れて どうか青いままで プールサイドから見下ろした 月の光 生温い風に飲まれそうです 悲鳴は消えてゆく 赤くなった頬 睫毛を揺らして もし世界が終わるなら おくすり 捨てれるかな 沈んでた面影が一つ 水面に窓が二つ 生まれたままの少年が泣いてる 魔法がどろどろ溶けていく いつこの光が消えてしまうか わからない から 瞬間を瞬間 重ね合わせ 永遠みたいにしよう 何処までも僕のままで 手を伸ばしたんだ いつかあの空の向こう側は ぼくたちを守ってくれるかな うつる顔は歪んで流れて どうか青いままで プールサイドから見下ろした 月の光