付かず離れず行方は知れず どうしてだろう 君とだけ核心に 触れなくてもいい 好奇心だけでさも簡単に 誰かを戻ることのない後悔へ窮追 愛に対価を求めるようじゃ 私もあの人たちと同じじゃない 私、それが悲しくって 胸が醒めちゃって 聞こえないの 何の音も 「いつか僕を思い出すとき 泣かない君が そこに在ればいいから」 恋人 友だち 名はなくとも この言葉だけ聞こえていて 付かず離れず行方は知れず 始まりも終わりも決まりもない 2人の航海 この舟がやがて行き着く先 どうしてだろう 君とだけ核心に触れなくてもいい 付かず離れず行方は知れず それはまるで凪の間のように 無風の愛 この舟がやがて行き着く先 どうしてだろう 君とだけ核心に触れなくてもいい