咲いた花が揺れる様を見てる 窓の外は華やか ひとりきりのセミダブルで 不意に寂しさをまた覚えて 丸くなってる 長男な気質ゆえ吐き出せず ひとりで全てと闘ってた 黙ったままの僕から黙ったまま君は 君の部屋着抱きしめ眠りにつく 薄らいでく残り香儚いね 抱きしめてって素直に言えてたら きっとこんな様にはならなかった 夢の中のテレビから 流れてきたメロディ 口ずさみながらひとり目を覚まし 消し忘れたエアコンに 少しパサついてる喉に 飲みかけのビールひと口 いつまでこんな暮らし 君の部屋着抱きしめ眠りにつく せっかく流れそうな涙も堪えてる 誰もいないのに心に近い気持ちほど 隠してしまう、まだ 暗くなっても灯りもつけれずに 君を燻らせてまた丸まるばかり 抱きしめてって素直に言えてたら きっとこんな様にはならなかった