ベイビー、君と出会ってからずっと 想ってた、なんてことないな 天気の良い日にだけ履いてく 靴みたいに大事だったのさ ベイビー、君と出会ってからずっと 劇的なことなんてないな 太陽を含んで丸まる 猫みたいに可愛かったのさ 一昨日見た夢のように くだらないことの振りして僕を 忘れて フィルムの先に見えるのは きっと僕らの幽霊 何もない草臥れた部屋の中 この世に二人だけは見えるだろう 靡くカーテンの色ひとつにまで 君がいたこと 少しだけ懐かしんだら 忘れたい僕のこと許してくれますか ベイビー、君がいなくなった日々も 味気ない、なんてことないな 昼過ぎワイドショーのように なんとなくつまらないだけさ 遠い街の天気のように 気にも留めないこととして僕を 忘れて 夕暮れブランコ揺らすのは きっと僕らの幽霊 握った鎖の感触に君は何を 思い出すのだろう お風呂上がりの髪の匂いにまで 君がいたこと 思い出すだけ足りなくなるの 変われない僕のこと 笑ってくれますか フィルムの先に見えるのは きっと僕らの幽霊 何もない草臥れた部屋の中 この世に二人だけは見えるだろう 靡くカーテンの色ひとつにまで 君がいたこと 少しだけ懐かしむ日々は 記憶の骨を拾ってくように たしかにそこにあったこと 忘れたくない僕も許してくれますか
