パンに淹れたてのコーヒー一杯 香り目が覚めたわ 黄身も崩れずに堂々と 喫茶店の気分かしら 溢れかえる棚から 今日は何を作ろうか 朝だよって声かけようか 迷ってたら 「おはよう」と目を擦る 君に思わずほころんでしまう 焼き目が冷めてしまう前に 味わおう 今日は誰と笑って 何を抱えて帰ってくるの でも 揚げれば君が喜ぶことも知ってるの そう 塩加減もperfect 溢れかえる街から 帰ってくる疲れた君に 煮込みすぎたスープの中で のぼせないで 「ただいま」の一言が 甘く響く香ばしさとともに 他愛のない時をみつめて 胸にしまおう