スタジオ帰りの朝 起き抜けの都会は 何もかも 忘れたように 今朝の顔をしている 車のない通りを 子犬がさまよう ぬくもりを失くした今は お前と同じだよ 夢は書きかけの五線譜に 消え去り 時の重さだけ残る 彼と彼女の歌 いつの世も皮肉だね 苦い思い出程 うたになるなんて テレビ塔が夜空を 突き抜けて 仰ぐ 果てのない都会の海を 旅する このギター 1日の終わりには 渇いた空しさ 待つ人もない あの部屋 このまま帰れない 今の心を そっとなぞる メロディ 古い五線譜にはない 彼と彼女の歌 いつも世も皮肉だね 苦い思い出程 うたになるなんて 彼と彼女の歌 いつも世も皮肉だね 苦い思い出程 うたになるなんて