今、僕らの心は 確かにそっと 近づいていった もう、なにも怖くない 汚れたままで 生きていく事も 朝靄の街 まるで蜃気楼 握りしめた手 温かい 独りじゃないよ 独りじゃないよ 僕たちはもう独りじゃないよ 生まれてきたよ 生まれてきたよ 生まれてきたって泣いたよ 何もないなら 何もないなら 生きてる意味なんかないなんて 言わないでよ … 今、環状線を越えて 鳥たちが 昨日の方へ さあ、世界の終わりと 始まりの 幕を開けよう 懐かしい歌 調子外れで 僕らは笑う 温かい 独りじゃないよ 独りじゃないよ これからはもう独りじゃないよ 生まれてきたよ 生まれてきたよ 生まれてよかったって泣いたよ 何もないから 何もないから 心だけは全部君にあげよう … 小さな君が 体全部で 生まれてきたって泣いた朝 思い出したよ 忘れてた事 生まれてよかったって泣いたよ 世界が終わる 世界が終わる 新しい世界が始まる 暗い迷路で 独りぼっちで 泣き疲れた夜の向こうで 世界が終わる 世界が終わる 新しい世界が始まる 独りじゃない 独りじゃない 独りじゃない 独りじゃない 独りじゃない 独りじゃない