カーテン越しに降り出した雨 眠れない胸濡らした 右の頬を零れ落ちてく 疼くココロの熱 夢は太陽のよう 輝いて 近づくほどに 遠くて 窓を開けて空を見上げた きみの声が聞こえた気がした 晴ればかりじゃ花も育たないんだ もう少しだけ きみともう少しだけ 走り続けたい びしょ濡れのままで どうしたらなんて いまはどうしたらなんて わからなくても前だけ見て 伝う涙 浮かぶ光 抱きしめて進んでこう 出逢い 別れ 滲む足跡 かき消してく雨粒 愛しい記憶寄り添うように 泥だらけ駆け出す 樹々揺らす風 冷たくて 痛む鼓動は熱くて この道が正解かどうかは 知らないけど僕は向かうから 雨上がりの虹を いっしょに見たいんだ もう少しだけ きみともう少しだけ 走り続けたい 手をつないだまま いつかはきっと きみといつかはきっと 眩むような景色の先へと 蒼く澄んだその光を 煌めき咲く笑顔を 目を閉じ耳を澄ます 注ぐ雨の旋律 切なく優しい歌声のようだ きみがいてくれたなら 不安や傷跡さえ 強さに変わってゆくから もう少しだけ きみともう少しだけ 走り続けたい びしょ濡れのままで どうしたらなんて いまはどうしたらなんて わからなくても前だけ見て 伝う涙 浮かぶ光 抱きしめて進んでこう