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はるたちのぼる

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  • 2019.07.10
  • 4:26
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歌詞

花びら一枚散った後で 「きれいだ」なんて言葉添えても その目は私の横顔を映していない 生まれた時の季節のような 陽気に溢れた人になるよう そんな想いでもらった私の名前さえ いつまで経っても呼んでくれない いつもふたり近くにいるのに 私の温度届いてないみたい悲しいな 時間が経って蝕んで 悲嘆を飼って病蹴って 忌憚を背負ってひとり泣いて 「あんたなんて、なんでなんで」 って吐いて出しては泡になって ただ祈って 三分前に笑って 「きれいだ」って言った あなたのせいで 許してしまって情けないな 何年後また笑って 隣に座っていたい私を 救っておくれ 春になってあなたと会って 独りよがりな恋のお話 どうか神様こんな私の 願いをひとつ聞いておくれ 何年後また笑って 隣に座っていれるだけでいい 救っておくれ 花びら一枚分の距離が 恋しくなって言葉添えれば いつかになくした ぬくもりは蘇るかい 名前を呼んで初めて知った 今になって自分を責めた 届かないことがこれほど 苦しいなんて 零した花びらを拾って 君の笑顔を探したけれど そこにあったのは あいにく君の声だけだった 無いな、無いな、無いな、無いな、 どこを探しても 四季は回れど戻りはしない 何年前遡って 「嫌いだ」って言った君の顔が 濡れていたのは誰のせい 何年後気づいたって 声も届けられない僕を許しておくれ 春になって君と会って 独りよがりの罪なお話 そうか神様愚かな僕の 願いなんて聞いてくれないよな 無いな、無いな、無いな、無いな、 春、立ち昇る 「三分前に笑って 『きれいだ』って言った あなたのせいで 許してしまって情けないな 何年後また笑って 隣に座っていたい私を 救っておくれ」 過ぎた季節と同じ名前の 僕の大事なひとのお話 どうか神様そんな彼女の 願いをひとつ聞いてやってよ 何年前に笑った記憶に 手を伸ばすこの僕を救っておくれ 花びら全て散った後で 「きれいだった」と小さく嘆けど 隣にいるのは 「春」の終わりの風だけでした

5曲 | 2019

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