降り積もった劣等感 結晶は凍てつくナイフへと 変わってた 氷の鳥籠で 憧憬を抱いていた 色彩に溢れた幻想さえ 指先から塗りつぶされてく その手に触れて感じていたかった なんて仄かに残る微熱 願いさえ凍てつかせてさ 消えてゆくんだ 居場所はないの 雪が軌跡を隠すまで どうか見つからないで 温もりさえも奪ってしまうのならば 独り朽ちてゆこう 溶けることない後悔を 抱きしめたまま 孤独に塞ぎこんだ白の檻の中 思い出す あの日触れた君の温もりだけ 誓いと枯れたはずの涙 溢れだす咎人の声 弱さを 抱きしめる光が差し込むんだ 怖くて 温かくて ねぇ どうして 背負わせて 許しなんて要らないんだ あぁ 恐れてたんだ 閉ざす想いが その優しさに触れたなら 溶け出す誓い 壊れていたんだ 咎人の最後の願い 消えてゆくんだ 居場所はないの 雪が軌跡を隠すまで どうか見つからないで 温もりさえも奪ってしまうのならば 独り朽ちてゆこう 溶けることない後悔を 抱きしめたまま