喘息を堪えて 縁側の座椅子で 朝まで話そう 線香漂うリビング 僕らを睨む君の親父の遺影 陽炎に僕らは溶けた グアムじゃ毎日熱にうなされて 会話もせずに あれはごめん 白い肌が勲章なのさ 二人の 今度は君が倒れた 隣の街の噂でさ 一番に駆けつけたのが自慢でさ それから心だけは 半年以上も動いた 見慣れた寝顔に髭が 白い肌が勲章なのさ 二人の 二人だけの 夏に燃えた君 なぜ親父の誕生日に 晴れやかな黒 賑やかな黒 浮かぶ母の苦労よりも グアムの水着の跡 だから僕は白昼夢の中に 意味なんて求めないからさ また君に会えるまで 薪を焚べ続けなきゃ