Track by小袋成彬
愛を紐解く暇もない 体が冷えぬようそばにいたい 夜目覚めた日に 痺れた手はあの時と同じ 晩秋の雪国 眼鏡を外して抱えた その背中越しに 揺らめく星のその青さを 運命と定めて 言葉を選ぶまでもなく 結んだ誓い 重ねた手はまるで祈り 思えば誰より深く 孤独を見つめていたのに 君の美しい響きは風の調べ 詩人のまねでもいい そよ風すら書き留めながら これまでのめぐり会いを いつまでも祝いたい ああ愛を紐解く暇もない 体が冷えるまでそばにいたい だから月が綺麗 だから月が綺麗