思い出の景色も少しずつ 街へと近づき 懐かしむ事もできないほど 君で溢れた 大切なものは何だ?と 聞かれても 答えに詰まるのは 何も浮かばないんじゃない 君と出会えて 選べない程に 答え合わせのように歌が生まれる 優しい声で 愛しい声で ただ 届け合う 手探りの日々の中で 触れた white clover 枯らさぬようそっと抱きしめて あの頃はひとり ペダルの上 吐き出したメロディー すれ違う人もない夜道 白く曇った 震わせた空気の先 誰もいないステージならいらない 君がいる場所へ呼んでよ そこがいつでも僕の場所だから 幸せのカタチなど どうか決めないで 何をすれば 何処に行けば そんなものじゃない ただひとつ言えることは 君といられたら 僕はきっと生きていけるんだよ 季節巡り 轍に 芽吹いた歌がこの胸に 季節巡り 蒼から朱へ僕ら変わる頃に 鏡合わせのような歌が生まれる 僕の声で 君の声で ただ 届け合う 手探りな日々の中で 触れた white clover 枯らさぬようそっと抱きしめて 僕の側でそっと揺れていて